この論文をひとことでまとめると: 現在は2型糖尿病の治療としてのみ使用できるGLP-1受容体作動薬は,糖尿病ではない方でも安全で効果的な減量効果があることがわかりました.
前回の記事の続きになります. //
僕は10歳の時に糖尿病と診断されました.若くして発症しているので,糖尿病の知識がある方によく「1型糖尿病ですか?」と聞かれます. いいえ,ちがうんです.MODYという,あまり知られていない糖尿病なんです. 今回の記事は,僕自身の体験記になります.
自分が外来で診療している,フリースタイルリブレを使用している患者さんのうち,1割程度の方がテープかぶれを原因に使用中断に至っています.今回は,その対策方法をご紹介します.
MODYは家族性若年糖尿病といい,遺伝病の一つです.生活習慣病と言われている2型糖尿病とは違い,生活習慣は関係なく糖尿病を発症します.子供のときに糖尿病を発症するため,1型糖尿病と間違われることがあります.
新しいインクレチン関連薬,チルゼパチド(GIP受容体作動薬とGLP-1受容体作動薬の配合剤)の治験が進んでいます.
毎年11月14日は,世界糖尿病デーです. 今回の記事では,世界糖尿病デーについて,簡単に記載します.
1型糖尿病を発症した方で,治療半年~1年め辺りにインスリンの必要量が下がる期間があります.これをハネムーンピリオド(ハネムーン期)と言います.
世界において30秒に1本,糖尿病足壊疽(えそ)が原因で足が切断されています.ほとんどの糖尿病足壊疽は,正しい予防法で回避が可能です.
1週間の間,効果が持続する新しいインスリン,「アイコデック」の治験が進んでいます.