2022年6月27日配信の「アイスの話」をまとめたものです。
糖尿病の糖尿病医がゆるく糖尿病トークをしてます🎙毎週月曜日、午後7時ころからSpaceやってます。きょうは45回目です.テーマは『アイス🍦』です.よろしくお願いします☺️ #とうにょうびょうトーク
— おだQ🧬💉 (@OdaQ_DM) 2022年6月27日
とうにょうびょうトーク45回目は、アイスについて話をさせていただきました。
糖尿病とアイスに関しては、切っても切れない関係にあると思います。毎年6月頃から血糖や体重のコントロールが悪くなってしまう方は、習慣的なアイスが原因であることが多いです。
暑くなると、やっぱりアイスは食べたくなりますよね。糖尿病の方も、じょうずに付き合えばもちろん食べても良いと思います。
アイスは、大きく分けて
・氷菓系
・バニラ系
の2種類があります。
氷菓系は糖質単体で、ジュースのような栄養組成、
バニラ系は糖質に加え脂質が多く、牛乳やチョコレート菓子のような栄養組成と考えてください。
私見にはなりますが、アイスは前者(氷菓系)のほうがコントロールしやすいと思っています。理由としては栄養が糖質単体なので、カーボカウントしやすいこととカロリーの絶対量が少ないことです。
バニラ系は食べた満足感も大きいのですが、バニラアイスやラクトアイスは割と脂質が多く、カロリー量が多く太りやすいのと、食後半日程度じわじわ血糖を上がる原因にもなります。
なので、バニラアイスを食べたあとは長くゆったりした運動を挟むとよいでしょう。
血糖値に影響する時間は
— おだQ🧬💉 (@OdaQ_DM) 2021年8月22日
・糖質
・タンパク質
・脂質
の順。なので、脂質が多い食べ物は3-4時間かけてジワジワ血糖に影響してきます。
ここにあわせて小刻みにボーラスを入れるって感じです。 pic.twitter.com/gWjWWMUafO
森永アイスボックスは一個あたり16kcal(糖質4g)なのでオススメです。ただ人工甘味料が入っていますので、お腹を下してしまう方がいます。
今回のまとめ
・いわゆるバニラアイス、ラクトアイスは、脂肪が多く、カロリーオーバーに注意。
・低糖質で有名なSUNAOアイスクリームも、脂質は結構多い。
・氷菓系のアイスは糖質メインでカロリーが少なく、調整しやすい。
・脂質が多いアイスを食べたら、ゆったり長い運動を。
アイスを食べたければICE(氷)を食べましょう。もちろん、氷菓でも食べ過ぎれば糖質オーバーになっていまいますので何事も程度、程度。