週1回インスリンのアウィクリ®注フレックスタッチがついに発売されます!
当ブログでも4年前に治験を紹介していた週1回インスリン(一般名 インスリン イコデク)がついに発売となります。
きになる発売日は2025年1月30日とのこと。
なお、日本の法律においては発売1年未満の新薬は2週間ごとの受診および処方が必要になります。つまり、長期処方は2026年2月からということですね。
見た目は短くずんぐりむっくりしていて、GLP-1受容体作動薬のオゼンピックとほぼ同じサイズかと思います。価格はというと2,081円/300単位ということなので、トレシーバが1,976円ということを考えると従来の持効型インスリンとほぼ同じ、という感じですね。
投与量は単純に1週間分をいっぺんに注射します。例えば1日10単位使っていた方は週1回70単位の投与、ということになります。写真を見る限り、1ダイヤルあたり10単位ずつの調整ということになりますね。なので端数は切り捨てということで大味の調整ということになりそうです。
濃度は7倍になっているため、実際の注射液量はこれまでの1日量相当ですね。
1型糖尿病の方はもちろん、2型糖尿病の方においても、GLP-1受容体作動薬との相性がよさそうですね.
在宅診療や高齢者糖尿病の方の診察でも、今までの常識が変わりそうだワン。