いつもブログを御覧いただきありがとうございます.
このたび,クリニコ出版 様より機会をいただき,このブログ内容をベースとした糖尿病の診療および療養指導に関する本
「糖尿病医のとうにょうびょう日記 ゆるゆる楽しい糖尿病ライフのための教科書に載ってない30のこと」
を出版させていただきました.
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糖尿病診療に関わる医療者だけではなく、糖尿病の方やその家族、一般の方が読んでも分かりやすいように記載させていただきましたので是非ご笑覧いただけますと、と思っています.また、全国の医学書を扱っている書店様でもお求めいただけます。
「糖尿病と呼ばないで」患者の切実な願い 「ぜいたく病」のイメージは偏見・誤解、実は遺伝的要因が絡む国民病(47NEWS) - Yahoo!ニュース
先日、日本糖尿病協会から「糖尿病という名前を変えましょう」という声明が大きな話題となりました。糖尿病は生活習慣などの環境因子が関係していることから自己責任と揶揄されがちですが、遺伝的要素が非常に強く関与していることが分かっており、生活習慣病という名前は不適切ではないかとも言われています。実際、三人にひとりは糖尿病と言われており、誰がなってもおかしくない病気ですが、不要な自己責任論が常識となってしまい、私自身も強い差別の言葉に悩まされたことがたくさんありました。
この本では、そういったエピソードを含め、ゆるゆるしっかり生活するためのアドバイスなど糖尿病患者としての糖尿病患者であり医師でもある自分でしか書けないような内容を記載しております。
この様な機会をいただけたクリニコ出版さまには感謝申し上げます。