この論文をひとことでまとめると: 1型/2型糖尿病患者に共通してCOVID-19感染症の死亡リスクが上がる要因として,高齢,腎障害,肥満or痩せ,脳卒中/心不全既往,血糖コントロール不良 (1型は10%以上,2型は7.6%以上)が挙げられた.
現在,日本で使用可能なGLP-1受容体作動薬は注射薬のみですが,リベルサス®という内服のGLP-1受容体作動薬が発売目前で,期待されています. リベルサス®(経口セマグルチド)とは セマグルチド(semaglutide)というGLP-1受容体作動薬です.一番の特徴は,「G…
インスリンを使用してる方でも,海外旅行や飛行機の搭乗に制限は全くありません.しかし,いくつか気を付けるポイントはあります.
クリニカルイナーシャとは,治療目標を達成していないにも関わらず,惰性をもって積極的な治療を行わないことを指します.医療従事者/患者の両方が原因になりうる,難しい問題とされています. この記事は下記,アメリカ糖尿病学会からの報告を基に作成して…
この論文をひとことでまとめると: 2型糖尿病患者において,HbA1cが目標内でも変動が激しい場合,合併症リスクが増加する.
何となく口が寂しいから間食をしていませんか? この記事では,間食との付き合い方について記載します.
この論文を一言でまとめると: 男性の2型糖尿病患者においては,心理的負担(PAIDスコア)が高いと全死亡リスクが上昇する.
現行の注射針はどんどん細く短くなっています.現行,最も細いものは日本の町工場で開発されたものです.
この論文を一言でまとめると: 1型糖尿病の方は,非糖尿病の方と比較しても死亡率は変わらない状況になりました.
現在(2019年時点),世界の成人糖尿病の方は4.6億人にのぼりますが,2045人には7億人まで増加する見込みです.
糖尿病患者として20年以上通院している自分が,「HbA1cが上がってたら行うこと」をまとめてみました.
この演題をひとことでまとめると: SGLT2阻害薬内服中にインスリン枯渇状態になった場合,内服していない場合に比べ,ケトン体の増加速度が著明に上昇する一方,血糖上昇は目立たない.